2008年01月30日

労働者派遣法の改正を実現しよう

 本日(2008年1月30日)、国会内で開催された格差是正と労働者派遣法改正を実現する集会に、労働事件の依頼者といっしょに参加してきました。
集会の模様はこちらです。
 集会開始前から会場はほぼ満員、集会開始後には会議室の通路まで参加者がつめかけ、熱気のあふれる集会でした。

 集会主催の各労働組合代表らは、実効性のない新指針には反対である、日雇い派遣というモノ扱いの働かせ方を止めるには派遣の対象業務を真に専門的な業務に限定し、登録型派遣を原則禁止することなど、労働者派遣法の抜本的な改正が必要であると強調していました。
 各政党から民主党、共産党、社民党、国民新党に加えて、与党の公明党の参議院議員も参加していました。与党公明党の議員は「公明党は労働者派遣法の改正が必要との見解」と述べていましたが、改正の具体的内容は先に厚生労働省の審議会が示した新指針によって規制を強化する枠組みの延長であり、労働組合が求める法の抜本改正とは距離があるように私には感じられました。

http://siinoki-law.sakura.ne.jp/sblo_files/siinoki-law/image/siinoki-law-2008-01-30T12:49:34-1.jpg

 労働者派遣法改正問題について、自由法曹団は、パンフレット「これでいいのか?派遣法ーなくそうワーキングプアー」を発表しています。
 http://www.jlaf.jp/jlaf_file/080201panfu.pdf

レイバーネットの報道
http://www.labornetjp.org/news/2008/1201780451116staff01
posted by siinoki at 12:57| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記
この記事へのコメント
例の悪名高い偽装請負、日雇い派遣を原則禁止するそうですが、それだけでは男性雇用の回復にはなりません。
例えば、運送関係の直接雇用の二ヶ月間雇用(保険適用と雇用責任を逃れるため)なんかが典型例です。他にも年度末に近くなると出てくる期間的な雇用(やはり三ヶ月程度、雇用契約書や雇入通知書なし)は、自治体関連の業務に多いのですが、こちらも直接雇用というだけで何等日雇い派遣などと大して変わりばえのない、無責任な低賃金仕事です。
労基法改正と労働行政の改革が急がれていると思います。
Posted by m1 at 2008年02月09日 13:02
m1さんコメントありがとうございます。
数日前にNHKで放送された細切れ雇用の労災被害者の特集を見ました。
改革が必要な労働行政は多面に及びますが、私は、労働災害の認定を得られやすくする仕組みが必要だと思っています。精神科や神経内科の医師が診察した窓口で、長時間労働が原因であると考えた場合に、そのばで労災申請書が書けるような仕組みがあれば、長時間労働の抑制や労災被害者の救済に大きな力になるのではないでしょうか。
Posted by siinoki-law at 2008年02月12日 20:54
まあ厳しい世の中ですね〜
世間的には長時間労働や休日出勤できない奴は、協調性とか働く気がないというのが一般的です。つまり労使一体働きずくめであることがアプリオリになってマスっ
それに耐え、乗り越えてこそ明るい?明日があるのでしょう。能力がない、体力のない者は国家にパラサイトせんとする者だとして排除の対象なのです。
Posted by みるみ at 2008年03月09日 01:16
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屋久島から、労働者派遣法の改正について
Excerpt: 東京・中野区の http://www.siinoki-law.jp/  しいの木法律事務所 の業務日誌から、記事を修正し、引用させて頂きます。  2008年1月30、国会内で開催された格差是正..
Weblog: The Yakushima Tribune〜エコログ〜
Tracked: 2008-02-05 21:53

屋久島から、労働者派遣法の改正について
Excerpt: 東京・中野区のしいの木法律事務所 の業務日誌から、記事を修正し、引用させて頂きます。  2008年1月30、国会内で開催された格差是正と労働者派遣法改正を実現する集会に、労働事件の依頼者といっ..
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