2007年02月11日

2月17日 偽装請負など職場の無法を一掃するためのシンポジウム

 格差社会と貧困の広がりに対してどのような対応をとるべきかについて、与党の自民党・公明党の対応は動揺しています。
 安倍首相は著書の「美しい国」や国会答弁で「再チャレンジ」を強調し、ワーキングプアの解決や「格差の固定化はよくない」という発言をしています。しかし、安倍側近の中には「『格差』という言葉はできるだけ使うべきでない」「格差社会の是正は社会主義に行き着く」などと古い反共主義に依拠して格差社会の問題を避けようとする姿勢も見られます。ホワイトカラーエグゼンプションは財界と厚生労働省が強力に推進しようとしましたが、参院選への悪影響をおそれた慎重派が自民党・公明党内では多数となり、今国会での法案上程はなくなりました。いっせい地方選と参院選を、格差社会と貧困の問題で、どこで線を引いて乗り切ったらよいのか、自民党・公明党は未だに明確な方針を見出せていないのです。
 こうした状況は、労働運動をはじめとする分野で、格差社会への現実の反撃・抵抗が力を持ち始めていることが大きな要因となっています。

 2月17日に、「偽装請負・サービス残業などの無法を一掃し、雇用と地域経済を守る全国交流集会」が開催されます。労働分野で、貧困と格差社会に対して現実に反撃・抵抗の流れを作り出してきた労働者、労働組合、政党などの関係者が集まり、この間のすすんだ経験を共有して、さらに前進をめざすための集会です。
 偽装請負・違法派遣に対するたたかいでは、徳島県のトヨタ系の部品メーカーである光洋シーリングテクノに偽装請負の労働者53名の直接雇用を実現させたたたかいなど大きな前進がありました。
 集会では、偽装請負問題やワーキングプアについての国会質問が大きな反響を呼んだ日本共産党書記局長の市田忠義参議院議員による国会情勢報告も予定されています。
 趣旨に賛同する方は誰でも参加できます。参加費は無料です。

2月17日(土)12:30〜16:10
場 所  日本教育会館 一ツ橋ホール
    (東京都千代田区一ツ橋2−6−2)
         電話 03−3230−2833
参加費  無 料
内 容  国会報告
     パネルディスカッション 鷲見賢一郎弁護士など
連絡先  全労連 電話 03−5842−5611
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Tracked: 2007-02-11 23:38