2007年05月15日

憲法の人権条項を活用する運動を強め、9条守れの世論を圧倒的多数にしよう

 自民党・公明党は、5月14日、中央公聴会を開かないなど審議不十分のまま、国民投票法案を成立させました。
 国会審議の中で、自民党・公明党の強行した国民投票法案が、改憲派に有利、護憲派に不利な、不公正な改憲手続法であることを示す多くの問題点が明らかになり、反対の世論が広がる中での強行でした(金で憲法を買う有料広告の問題、公務員・教員の意見表明の自由の侵害の問題、最低投票率の問題など)。これらの問題点のすべてが附帯決議で今後検討される対象とされていることは、自民党・公明党のなりふり構わぬ強行ぶりを示しているといえます。

 今後は、憲法9条を守れの世論を圧倒的多数にする努力を強め、改憲派が改憲国民投票を発議できない状況を、仮に発議されても国民投票で勝利する状況を、つくりださなければなりません。
 護憲派の力を強めるうえでは、憲法25条(生存権)をはじめとする憲法の人権条項を活用し、憲法が保障する基本的人権が現実を変革する武器となることを示す、眼に見える運動をさらに広げることが必要です。とりわけ、長時間過密労働や不安定な非正規雇用のもとで苦しんでいる若者たちに、人間らしく働く権利と労働運動の権利は、憲法27条・憲法28条によって保障された基本的人権であることを知らせ、青年が主体的に参加できる開かれた頼りになる労働運動・労働組合を広げることが、大きな力になるに違いありません。

 自由法曹団は「改憲手続法案の強行採決に強く抗議する声明」を発表しました。↓
 http://www.jlaf.jp/jlaf_file/070514kougi.pdf
posted by siinoki at 00:25| Comment(0) | TrackBack(7) | 日記
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