2012年02月18日

遺産分割事件で鑑定が行われるのはどのような場合ですか(遺産分割)

 相続財産の中に不動産など評価額に争いがある財産がある場合であっても、調停や審判では、最初から鑑定を行うわけではありません。
 固定資産税評価額、相続税評価額、地価公示額、不動産業者の査定価格などを用いて、できるだけ評価額について、当事者間で合意できるように試みるのが普通です。

 評価額についての当事者間の合意が成立しないことが明らかになり、遺産の範囲の確定や、特別受益及び寄与分の調査も終了した段階になった場合は、鑑定が行われます。特別受益と寄与分が問題となるケースでは、相続開始時と遺産分割時の2時点の評価が必要となります。
 
 鑑定費用は、調停では、各当事者の法定相続分に応じて各当事者が負担するのが原則です。

 また、当事者に異議がない場合は、不動産鑑定士の資格を有する調停委員が不動産評価額についての意見を述べ、それに基づいて調停が行われる場合もあります。
posted by siinoki at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律相談・労働相談
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54037198
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック