2012年05月15日

損害賠償命令制度(犯罪被害)

質問
 損害賠償命令制度は殺人などの重い罪じゃないと利用できないのでしょうか。
 加害者側から脅迫の被害を受けているので、損害賠償命令制度を利用できるか教えてください。

答え
 損害賠償命令の申立をできるのは、下記の犯罪被害にあった被害者や被害者の相続人です。

 脅迫罪は含まれていませんが、傷害罪、逮捕・監禁罪などは含まれています。

(1)故意の犯罪行為により人を死傷させた事件(殺人、傷害、危険運転致死傷など)
(2)強制わいせつ(刑法176条)、強姦(刑法176条)などの性犯罪
(3)逮捕・監禁罪(刑法220条)
(4)略取・誘拐・人身売買に関する犯罪(刑法224条〜227条)
(5)上記事件の未遂罪

 ご相談者の場合、脅迫罪について損害賠償命令制度を利用することはできませんから、民事の損害賠償請求訴訟などを利用してください。脅迫罪以外に、傷害罪、逮捕・監禁罪などの被害を受けている場合は、損害賠償命令制度を利用できます。
posted by siinoki at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律相談・労働相談
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