2012年07月03日

相続人が過払い金返還請求する場合の訴状の書き方を教えてください(民事訴訟一般・本人訴訟)

質問
 相続人が訴訟する場合の訴状の書き方を教えてください。
 父が亡くなりました。相続人は母と息子と娘(私)です。
 父の消費者金融に対する過払い金が1000万近くあります。
 母が代表で原告となり弁護士を依頼せずに訴訟する予定です。

 通常は訴状の請求の原因は下記のような書き方だと思うのですが、相続人が訴える場合はどのように記載するのでしょうか?
       記
請求の原因
1 当事者
被告は、無担保による消費者金融を主要な業務内容とする貸金業者である。
2 不当利得返還請求
(1)原告は昭和○○年頃、被告との間で金融消費貸借の包括契約を締結し、別紙計算書記載のとおり、継続的に借入及び返済を繰り返してきた(甲1)。
(2)被告開示の取引履歴に基づき、利息制限法に従い計算すると、金○○○万○○○○円の過払いとなっており、原告に同額の損失が発生し、被告が同額の利得を得たことになる。
(3)被告は、貸金業者であるところ、利息制限法に定められた上限利率を超える利息の弁済を原告から受けており、当然にその事を認識していた。従って、被告は、原告に対し、利息制限法による制限利率を超える利息弁済によって生じた不当利得につき悪意の受益者にあたり、その不当利得について、過払金発生時からその支払済みに至るまでの間、利息を付して返還する義務がある(民法704条)。
よって、別紙計算書の計算においては、過払金つまり不当利得金発生時から、同不当利得金に対し、年5分の割合による利息を計上している。
そして最終取引日の平成○○年○月○○日時点での利息金額は○○○万○○○○円となっている。

答え
 「原告は」のところを、「故・○○は」とします。
項目を一つ加えて、
「3 相続及び遺産分割協議
 (1)故・○○は、○年○月○日死亡した。
 (2)故・○○の相続人は、X(妻)、A(続柄)、B(続柄)の3名である(甲●〜●・戸籍謄本等)
 (3)X、A及びBは、故・○○のYに対する過払金返還請求権をXが相続することを合意した(甲●・遺産分割協議書)」などとします。

本人訴訟、がんばってみてください。

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posted by siinoki at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律相談・労働相談
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