2012年10月01日

成年後見申し立ての取り下げ(成年後見)

質問
 認知症の父の成年後見申し立てをしました。
 身内に反対する者があり、申し立てを取り下げてほしいと言われています。 取り下げを申し出れば受理されるのでしょうか。

答え
 成年後見申し立ての取り下げについては明文の規定がありませんが、取り下げを認める扱いが一般的です。
 ただし、申し立て人が申し立てを取り下げた場合であっても、本人の保護の必要性などから特別の理由があると認めたときには裁判所が取り下げを認めず後見開始の審判をする場合があります(東京高裁平成15年6月6日決定)。
 取り下げをしても資料は返還されませんから、家裁に記録は残ります。
 取り下げ後に、申し立ての事情説明を変えて改めて申し立てることには、特段問題はありません。 もっとも、申し立ての事情説明が事実に反するような場合に問題になることは別です。

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