2012年10月04日

60年前に買った土地の登記名義が売主のままになっています。契約書がありません(不動産の時効取得)。

質問
 昭和20年代に、父(A)が、知人(B)から土地を買いました。契約書は残っていません。
 その後、友人(B)は死亡し、相続人は長男(E)、次男(F)です。
 土地の登記名義は現在まで、Bのままです。
 父は、昭和51年に土地(C)の上に建物を建てています。
 昭和53年、父(A)が亡くなりました。相続人は、私(D)一人です。
 私(D)は、土地(C)についてどのような手続をとればよいでしょうか。

答え
 昭和51年の占有開始を起算点とする10年又は20年の占有による取得時効を主張すべきです。
 手続的には、まず、Bの相続人であるE、Fを相手方として処分禁止の仮処分の申立を行い、仮処分に基づく登記を得てください。
 それから(同時でも良いですが)、取得時効による所有権移転登記手続の本訴を提起して下さい。
 E、Fから第三者に土地の所有権移転登記がされてしまうと、当該第三者に対して時効取得を対抗できなくなってしまいます。
 ですから、早めに弁護士に依頼して手続を行って下さい。
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posted by siinoki at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律相談・労働相談
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