2013年06月20日

傷害事件の示談について(犯罪被害)

質問
 傷害事件の被害者です。
 刑事事件の裁判が始まっています。
 加害者の弁護人から示談の申し入れがありました。金額を提示するだけで謝罪等の言葉は一切なく、誠意が感じられないので、交渉できないと断りました。
 しかし、治療費および慰謝料は請求したいのですが、こちらからはどのようなアクションを起こせばよいでしょうか。

答え
 損害賠償命令制度を利用されると良いでしょう。
 傷害事件の刑事事件が公判請求された場合には、損害賠償命令制度(犯罪被害者保護法17条)という手続が利用できます。
 被害者から損害賠償命令の申立があり、刑事事件について有罪の判決があった場合、裁判所(刑事事件の判決をした同じ裁判所)は、損害賠償命令の申立についての審理を行います。
 審理は原則として4回以内で行われ(犯罪被害者保護法24条)、決定がなされます。

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posted by siinoki at 09:19| 法律相談・労働相談